ヴァイオリンの練習へのモティベーション

日本では、『子供がヴァイオリンやピアノの練習をしたがらない、練習が嫌い、どうすれば良いですうか?』 という相談を受けることがあります。実際、欧州では、練習が嫌いという子供はあまり見かけません。少なくとも私の周りでは‥…

 例えばドイツでは、毎日の生活でよく音楽を聴きますので、自然と音楽が好きになります。音楽を生活に取り入れている。そうすることで、自然と練習に対する意欲も湧いてくるわけです。

日本では、子供たちの音楽や芸術の消費量が少ないために、バッハ、モーツァルトやシューベルトなどの芸術的音楽を好きなる度合いが低く、本来あるべき姿:音楽を演奏するためにピアノやヴァイオリンを練習する、というより 、単に楽器で難易度の高い曲が弾けるようにすることが目的になってしまい、まるでゲームや競技のように、さらには、他人よりも上手くなり抜きに出ることまでが目的になってしまうという現象までが起きてくるわけであります。

音楽が好きでなければ、競技のように楽器を練習することになり、そうするとやはり練習にも飽きてしまうものです。

日本ではコンサートホールまでの移動時間も長いため、気軽に足を運べないことや、欧州のように水準の高い音楽会は少ないということもありますが、CD、やレコードでホームコンサートをして音楽を鑑賞することはできます。

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