ドイツ語,フランス語,英語,日本語でレッスン可能。対面:東京都,千葉県/日本全国,海外からオンラインで受講中  ヨーロッパ音大合格者輩出

表現への要求度が高いほど、より高度なヴァイオリンの演奏技術が身につく

表現への要求度が高いほど、より多くの技術の問題が出て参ります。それを解決する結果、高度な技術が身につきます。

表現への要求度が低いと、技術の問題も、音程を外すという単純な問題くらいしか出てきません。


“ 表現への要求度が高いほど、より高度な演奏テクニックが身につく “ というパラドクスは真実なのです。

なぜかというと、『技術はイメージのあとに形作られる』からです。

ここでいう『技術』とは 単に技巧的難曲をそつなく弾く『技術』のことではなく、
音楽を芸術的に描き上げ、音楽の目的である“感動“ に導くための繊細な『技術』のことです。

なぜかというと、求める音楽表現の水準がその演奏家の技術の高止まり=限界になるからです。

きめの細かい表現を求めるところにこそ、きめの細かい技術が必要になり、発達するのです。

大変重要なことなので逆にも言ってみますと……
きめの細かい表現を求めないところには、きめの細かい技術は必要がないので、発達しない ということになります。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする